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2018年8月26日 (日)

予防処置について

皆さんは虫歯がどのようにしてなるのか、フッ素がどのような働きをするのか知っていますか?今回は虫歯とフッ素についてのお話です。
私たちのお口の中には様々な菌が住んでいます。その中に、虫歯を作る菌もいます。この虫歯菌は、私たちが食べたり飲んだりする糖を餌として生きています。そして虫歯菌が糖を餌としてとった結果、酸というものを出してきます。この酸によって菌は溶かされて穴があき虫歯になるのです。
またこの酸は、私たちが口にするものの中にも多く含まれています。特に酸を多く含んでいるものは、果物(レモン、オレンジなど)や甘いジュース(コーラ)などです。これらの食べ物や飲み物の強い酸により、直接歯は溶かされていきます。つまり虫歯は、酸によって硬い歯が溶かされていくことで起こってくるのです。
フッ素は、このような酸に溶けにくい硬い丈夫な歯をつくる働きがあります。フッ素を歯医者さんで塗ったり、フッ素入りの歯磨き粉を使うことで、今までより硬い丈夫な歯にすることができます。また、一度酸によって、溶かされた歯を修復して硬い歯に戻してくれる、再石灰化という働きもあります。このほかにも、フッ素は虫歯菌が酸を作らないようにする働きもあるのです。
このように、フッ素は歯を硬く丈夫にし、虫歯菌から歯を守ってくれる働きがあるのです。フッ素の入った歯磨き粉などを積極的に使用し、しっかりと歯磨きを行い虫歯にならないようにしていきましょう。
フッ素の3つの作用
①再石灰化の促進
歯から溶け出したカルシウムやリンの再沈着を促進します。
②歯質強化
歯の質を強くして、酸に溶けにくい歯にします。
③細菌の酸産生抑制
歯ブラシで落としきれなかったプラーク(歯垢)中に潜んでいるむし歯原因菌の働きを弱め、酸が作られるのを抑えます。
フッ素の利用方法
①フッ素配合歯みがき剤
歯みがきのたびに使用すると、みがいている間の効果に加え、歯みがきをした後で、口の中の歯や粘膜に残ったフッ素が少しずつ唾液にまざり効果を発揮し続けます。
むし歯予防の効果を高めるには、長い時間フッ素が口の中にとどまっていることが大切です。歯みがき剤の使用量やみがき終わった後のうがいの方法にも気をつけましょう。
1.歯みがき剤の量は成人の場合1~2cm(約1g)程度にする
2.歯みがき後のうがいは1回程度にする(5~15mlの水で5秒程度行う)
②フッ素塗布
歯科医院などでフッ素を歯に直接塗る方法です。3、4ヶ月に一回が目安です。
生えたての歯は歯の質が弱い(未完成)ので、特に効果的です。
③フッ素洗口
4歳以上からフッ素洗口液でブクブクうがいをする方法です。
1日1回または1週間に1回の利用法があります。
家庭や幼稚園・保育園では1日1回、小・中学校では1週間に1回がすすめられています。

シーラントについて
シーラント処置という言葉を、始めて耳にされる方もいらっしゃるかもしれません。
これは奥歯の噛み合わせの面の溝や歯の側面の溝をプラスチックで埋めて歯垢が溜まりにくくし虫歯予防をする方法です。

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