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2019年4月

2019年4月30日 (火)

今回は6歳臼歯の重要性についてです。

乳歯は上下合わせて20本生えます。
6歳頃に乳歯のさらに後ろに生えてくる新しい歯、「6歳臼歯(第1大臼歯)」という歯が生えます。

6歳臼歯とは永久歯の中で最も早く生えてくる歯です。男女、または上下で生えてくる時期は少し異なり、男の子だと上の歯が6歳8ヶ月、下の歯が6歳5ヶ月頃で、女の子は上の歯が6歳7ヶ月、下の歯が6歳2ヶ月頃と言われています。
一般的に6歳頃に生えてくるのでこのように呼ばれています。

6才臼歯が正しい場所に生えてこないと、次に生えてくる歯の歯並び、顔の形、噛み合わせに悪い影響を及ぼします。
人間の歯の中で一番大きく、臼(うす)のように食べ物を潰す役割があります。かみ砕く力が強い歯なので、これが生えてくるとますます多くの食べ物を食べやすくなります。また、6歳臼歯が正しい位置に生えることは、これから生えてくる他の永久歯の位置に影響します。咬み合わせの高さの基準にもなる大切な歯です。

生えたばかりの6歳臼歯は、乳歯のさらに奥に生えてくるので萌出に気づくのが遅れることが多く、通常のブラッシングでは歯ブラシが歯面に当たらずに十分なクリーニングができません。
さらに、完全に生えてくるまでに時間がかかるため、咬合することによる自浄作用が長期期間、期待できません。

また、生え始めの時期はエナメル質も軟らかく、酸にとても弱い状態であること、形態的にも噛み合わせの溝が他の歯よりも深いので、他の歯よりもむし歯になりやすいのです。

そこで、おすすめするのがシーラントです。
歯を削らずに、お子さん、お孫さんのむし歯を予防する方法があります。
奥歯の噛み合わせの面の溝や歯の側面や裏側の溝にプラスチックの樹脂で埋める処置のことです。歯垢が溜まりにくくなる為、虫歯予防の効果があります。
シーラントの中には、フッ素化合物が含まれているものがあります。フッ素といえば、虫歯予防のために歯の表面に塗布するものというイメージがありますが、フッ素化合物が含まれているシーラントなら、シーラントの虫歯菌を寄せつけない働きと、フッ素の歯を強くする働きの両方が得られます。
フッ素化合物が含まれたシーラントは、施術したあとに徐々にフッ素化合物が放出されます。そのため、歯の強化・虫歯予防の作用を長い時間、得ることができます。
虫歯予防調査の結果では、約66%もの歯が虫歯にならなかったという結果があります。
保険適用の処置です。
ココ歯科では第一大臼歯は9歳まで、第二大臼歯は14歳までを対象に行っています。
ご希望の方はお声掛けください。

4ヶ月から半年に一度、定期的なフッ素塗布とクリーニングをして、お口の健康を維持しましょう。

2019年4月24日 (水)

オフィスホワイトニング🦷✨

今回はオフィスホワイトニングについてのお話です。

★オフィスホワイトニング★
オフィスホワイトニングとは、歯科医院でおこなうホワイトニングです。
ホームホワイトニングに比べて短期間で効果が出るのが1番の特徴です。また手軽さもあります。
しかしオフィスホワイトニングでは、1回の施術で思ったような白さに仕上がらないこともあります。
ホワイトニングの効果が出にくい部分があることなどにより、想定した白さや均一な白さにならないことがあります。これは、常に起こるというわけではなく、個人差が大きいため、実際のところは施術をしてみないと分からないと言わざるを得ません。しかし、ホワイトニングを続けていくことで目立たなくなり、解消されます。
また、ホワイトニングの効果は永久ではなく、徐々に色戻りをします。これもその方の喫煙であったり食生活にも関係するので個人差はありますが、オフィスホワイトニングは効果がすぐに表れる分、色戻りが早いと言われています。

★注意点★
オフィスホワイトニング剤の主な成分は過酸化水素です。このホワイトニング剤を使用すると、普段は歯の表面にある保護膜を溶かしてしまうため、歯の表面が荒れやすくなります。24~48時間程度で保護膜は回復しますが、その間
は特に注意が必要です。
そのため施術後24時間〜48時間は色の濃い食べ物飲み物は控えていただきます。
また、ホワイトニング剤の影響で知覚過敏になりやすいと言われています。薬剤が歯の神経に強い刺激を与えてしまうため、神経が敏感になりやすいのです。オフィスホワイトニングで使用する薬剤はホームホワイトニングのものより濃度が高いため、知覚過敏になりやすいと言われています。
しかし、当院で使用しているオフィスホワイトニング剤はしみにくく歯に優しい薬剤なので、知覚過敏になってしまった患者様はまだ今のところいません。これも個人差なので難しいところですが、もし知覚過敏になってしまった場合、しみどめのお薬を塗るなどの処置をします。

★費用、時間、回数★
費用は1回1万円です。
1回の施術時間は約45分です。
回数は1回〜3回が目安となります。
回数に関しては患者様ご自身で決めていただけます。
また1回の施術後1週間あけてから2回目の施術が可能です。

ホームホワイトニング、オフィスホワイトニングのメリットデメリットを知っていただいた上でご自身にあったら方法を選んでいただけたらと思います。
悩んでいる場合やわからないことなどお気軽にスタッフへご相談ください✨

2019年4月 7日 (日)

根管治療について

根管治療とは?
根管治療とはいわゆる、根っこの治療のことです。
歯の中心部で神経、血管など(歯髄)が通っている根っこのような部分を根管といいます。
虫歯が大きくなって虫歯の細菌が歯の神経(歯髄)に達してしまうと「熱いものや冷たいものがひどくしみる」、「噛むと痛む」、「何もしなくても痛い」、「根の先が腫れてくる」といった症状がでてきます。
また、更にそのまま放置してしまうと、歯の根っこの先に膿がたまり、炎症が大きくなると歯茎が腫れたり、場合によっては頬が腫れてきたりする場合があります。その場合この感染組織を除去するために神経を取り除く抜髄(ばつずい)と呼ばれる処置が必要となります。
また、根管内の治療を行ったときに細菌に汚染された組織が除去し切れていないなどが原因で根管の先端に膿が溜まってしまうことがあります。 この場合、再度根管内を無菌化する治療が必要となります。
これを感染根管(かんせんこんかん)処置といいます。
抜髄、感染根管処置の後には、根管を薬剤で封鎖する根管充填と呼ばれる処置を行います。
これら根管内の治療を根管治療といいます。

治療の流れ
1.レントゲンを撮影し、根の状態を確認します。
そして、本当に根の治療が必要か、治療したらばきちんと治るのかを診断します
2.古い詰め物・被せ物や虫歯を除去します。
3.虫歯になった部分と歯の上の部分に穴を開けます。
4.器具を使って根の長さを正確に測ります。
5.リーマーやファイルという細い器具を用いて、死んでしまった神経や汚染された組織を除去し、根管の中を清掃し消毒します。
根の先にすでに膿ができてしまっている根では、一週間におきに何度かお薬を交換することで、徐々に病巣が小さくなり、治癒が見込めます。
6.根管の中にお薬をつめます。
7.根管治療をすることで、歯を抜かずに根を残すことができ、そこに土台を立てて、失ってしまった歯の頭部分は被せ物により、歯を回復させることができるようになります。

治療は何回かかるのか
一般的には、簡単な歯で3〜4回、難しい歯で6〜8回以上治療に回数がかかることもあります。
痛みが長引いていたり根の治療をする歯が複数本ある場合には、その本数分回数がかかるのでもっと回数がかかります。

根管治療を中断してしまうと
根の治療は時間がかかってしまうものですが、神経を残していくにあたり、とても大切な治療です。
途中で根の治療を中断してしまうと、治療途中の箇所から新たにむし歯が二次的に進行する可能性が非常に高くなってきます。すると、治療開始当初では歯が残せると判断したケースで、進行してしまったがために歯が残せないと判断せざるをえない、といった事態も考えられます。自分の健康のため、かぶせものを入るまでは最後まできちんと治療を受けましょう。